多汗症を「治癒」させるなら手術を受けるのがおすすめ

多汗症の症状をとにかく一気に治したいと思う事も多いと思います。
そんな時に良い方法なのが、思い切って手術をすると言う方法です。
手術と言っても短時間で終わる処置をするものであり、入院等の必要が無い、日常生活には支障をきたさないものなので、近年では気軽に受ける方もいるそうです。
手術による多汗症の治療はどのような効果等があるのでしょうか。

多汗症に多い手のひらの汗を止めると言う治療をしたい場合の手術法

手のひらは多汗症の中でも比較的症状が出やすい部位でもあります。
手のひらの汗は仕事などにも影響を及ぼしますので、治療したいと思う方も多い事でしょう。
この場合には、「胸腔鏡下交感神経切除術」と言う手術を行います。
胸腔鏡と言ういわゆるスコープを使って、胸部の交感神経を遮断すると言う手術で、全身麻酔を行い、脇の下の皮膚を2ミリから4ミリ程度切ると言うものです。
手術にかかる時間は、全身麻酔をする割には短く、全身麻酔をすると言うリスクの他には、ほとんど傷跡も目立たずに終わるので、非常に注目を集めています。

足の裏の汗を止めたい場合の手術法

この場合は、腰椎の前にある交感神経を高周波等を使って遮断すると言う手術が行われます。
この場合も比較的短時間で終わるので、傷跡なども無くて済みます。

治療効果を実感するまでの期間

治療効果を実感するまでには手術が短時間なのに対し、3か月から1年ほどかかる場合があると言われています。
長期的な治療にはなるのですが、「治癒」を目指すのであれば、そう長い期間と言う訳でもないような気がします。
多汗症の症状を抑えるのではなく、「治癒」させるものなので、多汗症を本気でどうにかしたいと思っている方は選択する事が多いそうです。

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