多汗症の治療とは?外来で受けられる方法をご紹介

多汗症は医療機関で受診を行いそう診断されれば適切に治療が受けられます。
もし、多量の汗で日常生活に差しさわりが生じているなら足を運んでみて下さい。
とはいえ、治療が怖いと感じる方もいるかもしれません。
そこでここでは、多汗症治療についてまとめていきます。

外用薬や内服薬での治療

一般的な治療方法として考えられるのが「外用薬」「内服薬」を用いた治療方法です。
通院という形で治療ができるため、仕事が忙しい方でも行いやすい方法ともいえるでしょう。

外用薬について

汗腺をふさぎ汗の分泌を抑える塗り薬を患部に塗布するのが一般的な方法。
手のひらや足裏には、外用薬の上から被覆材をもついて密着させることもあるでしょう。

内服薬について

「プロパンテリン」は保険適用の内服薬ですので処方されることも多い傾向にあります。
保険適用外のものですと「オキシブチニン」「コハク酸ソリフェナシン」などが代表的。
効果程度に関しては個々によって異なります。
また、副作用問題もあることから、医師と薬剤師の説明を聞いて納得したうえで取り入れて下さい。

漢方薬での治療

多汗症の治療の中では漢方薬が処方されることもあります。
多汗症の種類に合わせた処方が行われ、比較的に多く見受けられるのが「防已黄耆湯」というもの。
これは、多汗症改善の効果が認められています。
上記以外にも体質などに合わせて処方されることもあるでしょう。

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